JST-MIRAI Project Four-Dimensional Topological Data Analysis for Future Medical Care 未来医療を創出する4次元トポロジカルデータ解析数理共通基盤

「うつろうかたち」を

数学のことばにして捉える!

高齢化が進む世界の多くの国々では,高い医療の質を確保しながら高騰する医療コストを抑制することが求められています.しかし,医療・医薬分野では検査などで得られたデータを十分に活用できず,多数ある病気の治療や薬の臨床治験の選択肢を絞り込めないことで総当たり的対応を繰り返し,これが経済的・時間的に大きなコストに繋がっています.私達の研究プロジェクトでは,数理科学の力で医療・医薬データから「かたち」に関する情報を表現し,その時間変化を追跡することのできる数理共通基盤(4dトポロジカルデータ解析)を構築します.これによって,従来の機械学習やAIでは実現が不可能な厳密で解釈可能な「かたち」の予測を目指します.さらに,本数理基盤を医薬分野以外の産業や環境分野,生命科学分野などの様々な課題も解決できることを示します.

うつろいゆくデータの「かたち」を数学の「ことば」に,その変化から未来を知る

を合い言葉に,先端の数理研究が社会課題の解決へ迅速に還元される未来社会をデザインしたいと思っています.

プロジェクトリーダー

坂上 貴之

(さかじょう たかし)

京都大学大学院理学研究科教授

JST 未来創造事業

本事業は未来社会創造事業(JST-MIRAI)の支援を受けています。

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