OVERVIEW

プロジェクト概要

  • プロジェクトの概要
  • 数理基盤紹介
  • POC1 循環器医学の革新
  • POC2 臨床治験デザインの最適化
  • 数理共通基盤の強化

数理共通基盤の強化

4dトポロジカルデータ解析が上記のPOC課題の解決に止まらず,環境・生命科学・産業・材料科学・基礎医学など,さまざまな分野の課題解決に資する共通基盤となるよう強化する.これを達成するためMathClinic(マスクリニック)事業によるコンサルティングの実施,JST未来創造事業の他課題やJSTムーンショットプログラムなどの他事業の研究との連携も進めていきます.

同時に,培ったノウハウを活かして,数理科学研究と社会課題のマッチングを行う方法論を確立しつつ,体制作りも目指していきます.京都大学オープンイノベーション(OI)機構と連携して本基盤の産業分野への展開を進め,POC達成後は本数理基盤をコアとする産学連携講座の設置を視野に,産業課題解決プラットフォーム形成や本基盤ソフト利用のコンソーシアム化,共同開発体制の実現を目指す.また,多様な課題解決が実現できるよう,国内の他分野の数理科学者ネットワークを構築して連携体制も確立する.POC達成後は,これらの活動をまとめたネットワーク型の数理研究所の構築を目指し,数理科学研究の成果を迅速に社会課題解決に直結させる数学シンクタンク(Math-Tank)の形を明確にしていきたいと考えています.

4次元トポロジカルデータ解析数理共通基盤の将来展望 社会ニーズに基づく新規課題探索活動の実施→さまざまな分野に応用.数理共通基盤として強化(環境分野: 気象・海洋流れ解析 / 基礎医学分野: バイオマーカー定量解析 / 生命科学分野: 一細胞計測装置のキラーアプリ)→【将来構想: 数理による社会課題解決プラットフォーム(数学シンクタンク)】

JST-MIRAI Project Four-Dimensional Topological Data Analysis for Future Medical Care